田嶌 誠一
(九州大学 教育学部 人間環境学研究院 人間科学部門 教授)
八巻 秀
(駒澤大学文学部・やまき心理臨床オフィス)
日本発祥の心理療法として海外でも広く紹介されている「壺イメージ療法」の考案者。近年ではコミュニティ心理学的な視点をもとにした多面的アプローチによる心理的援助モデルの構築に主眼をおいて、精力的に実践研究を行ってきた。さらに現在は、児童養護施設をフィールドとして、暴力問題の解決にも積極的に取り組んでいる。主な著書は「現実に介入しつつ心に関わる−多面的援助アプローチと臨床の知恵」「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応−続・現実に介入しつつ心に関わる」(ともに金剛出版)、「イメージ体験の心理学」(講談社)、「心の営みとしての病むこと−イメージの心理臨床」(岩波書店)など多数。